商品詳細
こちらは以前いわの美術でお買取りしましたモーゼルのデキャンタです。
モーゼルは1857年ルードヴィク・モーゼルによって設立されたガラス装飾工房で、カルロヴィ・ヴァリを訪れる裕福なヨーロッパ貴族のために品質、芸術性の高いガラスを生産していました。
ボヘミアガラスといえばモーゼルの名が挙がるほど、一般にもよく知られており、工房は400人ほどの従業員と選りすぐりのエングレーバー20人程で手造りの芸術品を生み出しています。
こちらのデキャンタのデザインはマハラニというシリーズのもので、1895年より制作されています。この頃生産には拍車がかかり、ペインティングやカット、エングレービング技術も以前より向上しました。
マハラニのデザインは制作から100年以上の時間が経ちますが、完全なバランスと優美なシェイプ、カッティング、エングレービング、ゴールドの装飾など今なお人気の高い不朽の名作です。