今回【お酒買取いわの】がお買取したお品物は、ジャパニーズウイスキーサントリーの山崎バーボンバレル2011年です。
買取した山崎バーボンバレルは、2011年にサントリーから限定販売された限定シングルモルトシリーズのうちのひとつで、山崎シェリーカスク、山崎パンチョンに続く第3弾としてリリースされました。この年は山崎バーボンバレルの後に山崎ミズナラも数量限定販売されています。
山崎蒸溜所は、サントリーの創業者 鳥井信治郎が京都郊外に開設した日本最古の蒸溜所です。山崎という地は、名水100選のひとつ「離宮の水」がこんこんと湧く名水の里としても知られ、千利休もこの水でお茶を点てたといわれます。
この名水の地で「山崎」のモルト原酒は仕込まれていますが、今回買取の山崎バーボンバレルは、この山崎モルトを厳選してヴァッティングした、ファン垂涎の数量限定のシングルモルトウイスキーです。
バーボンバレルとは、バーボンウイスキーの熟成に1回だけ使用した樽のことで、山崎バーボンバレルの樽には、北米産のホワイトオークが使用されています。内面を強く焦がしていることから、原酒はホワイトオーク材由来の華やかな香りやバニラを思わせる甘い香りとなっています。 また、山崎バーボンバレルの樽は180リットルと小さいため、外気の影響が大きく、貯蔵地の風土に色濃く染まった原酒を育み、色合いは少し赤みがかった琥珀色しています。
山崎バーボンバレルはアルコール度数48%で、冷却ろ過を施していない、いわば“生のまま”のモルト原酒です。バニラ、ハチミツを連想させる甘いアロマが立ち上がりで、湿潤な気候と名水に恵まれた山崎蒸溜所のモルトならではの、ふくらみのある甘い味わいと心地よく伸びる余韻を感じる究極の国産シングルモルトといわれています。
外箱付で、保存状態もよく、数量限定品の稀少性の高い山崎バーボンバレルにつき、高価買取となりました。