日本を代表するウイスキーメーカーとして知られるニッカの定番ウイスキーであるスーパーニッカは、ニッカの創業者・竹鶴政孝が愛する妻がこの世を去った後、息子と共に余市蒸留所内の貯蔵庫と研究室にこもって開発を続け完成させた、愛情とこだわりを感じる逸品として誕生しました。
スーパーニッカ発売当初、竹鶴政孝はボトルデザインに徹底的にこだわり、ウイスキーの熟成を娘の嫁入りに例え、気品と優雅さ、やわらかさを感じさせるデザインに仕上げました。
そのため、独特のボトルシェイプと控えめなラベルがスーパーニッカの特徴にもなりました。
ちなみにこの時の年間生産量は1000本ほどと少なく、なかなか店頭に並ばなかったため「幻のスーパーニッカ」と呼ばれていました。
その後、量産体制が整いスーパーニッカは重厚で力強いモルトと華やかなモルト、そしてカフェグレーンをブレンドした絶妙な調和が特徴で、多くの日本人から愛されてきました。
現在、ニッカはアサヒビールの傘下に入っており、竹鶴政孝が造り上げたブレンドとは多少異なっているようで、復刻版などが数量限定としてリリースされていたりします。
お買取したスーパーニッカは現行品ではない旧ボトルでした。
1点では評価する事ができないため3点まとめて評価して買取を行いました。
外箱がご一緒であれば評価はもう少し高くなりました。