商品詳細
今回買取したお品物はシーバスブラザーズ社のスコッチでリヴォルヴです。
シーバスブラザーズ1801リヴォルヴはシーバス・ブラザーズ社が最もピュアなオーク材を用いたオーク樽で熟成され、厳しい冷却ろ過によって世界で最も口当たりが良いと自負するブレンデッドウィスキーで、ボトルの底中央に丸い突起がありコマのように回せるユニークなボトルでコレクターに人気のあるお品物です。
買取したシーバスブラザーズ1801リヴォルヴの特徴あるボトルの底の突起は当時、船での輸送の際に揺れても倒れないようにというコンセプトの元に作られた特徴だといわれています。
外箱付で状態も良かったため、高い評価での買取となりました。
シーバスブラザーズ社はスコットランド、ハイランド地方の北海に面したアバディーンで1801年にウィリアム・エドワードによって上流階級向けの高級食材を扱う食品店のシーバス・ブラザーズ・ショップとして創業し、1838年に友人のジェームズ・シーバスが経営に参加し事業拡大にともない弟のジョン・シーバスを共同経営者として迎え、シーバスブラザーズ社に社名変更して発展した会社です。
1843年に若きヴィクトリア女王によって飲食料品の調達先として王室御用達となり、1850年にはグレーンウィスキーとシングルモルトを混合するウィスキー手法を試み、確かなブレンディング技術を開発し、初となるブレンデッドウィスキーを造ることに成功し、ブレンディングの先駆者となりました。
後にアブラムシの大量発生によってフランスのブドウ園が壊滅したことによってワインやコニャック等の供給がストップした時はスコッチに注目が集まるようになり、その頃に代表作のシーバスリーガルが誕生し、上流階級に広まり世界中に広まっていきました。
また当時のアメリカの禁酒法によりコレクターの間で希少価値も上がっていきました。
1923年には二度目の王室御用達を授かり、それはシーバス社の基本理念「最高のサービス・最高の品質」にあるといわれています。
1950年にカナダの巨大酒類企業のシーグラムに買収され一気に拡大路線を突き進み現在ではシーバスブラザーズ社の名前は世界中で知られています。